事例集(最近の裁判例)
- 尿管皮膚瘻術を受けるなどした後,所要の検査を実施して治療をすべき義務を怠り,膀胱腫瘍が原因で死亡した事例
- 尿管皮膚瘻術を受けるなどした後,所要の検査を実施して治療をすべき義務を怠り,膀胱腫瘍が原因で死亡した事例 岐阜地裁 平成25年4月17日判決事件番号 平成22年(ワ)第577号 本件は,被告... 続きを読む»
- 内視鏡的静脈瘤結紮術を受け,その術中に心肺停止となるなどした結果,低酸素脳症となったのは,鎮静剤の投与の方法に過失があったとして損害賠償を認めた判例
- 神戸地裁 令和3年9月16日判決 主 文 1 被告は,原告に対し,1億3830万5198円及びこれに対する平成25年1月2... 続きを読む»
- 治験薬の治験に参加した被験者がこれを服用していたところ,平滑筋肉腫を発症し死亡したことについて損害賠償を求めた事例
- 治験薬の治験に参加した被験者がこれを服用していたところ,平滑筋肉腫を発症し死亡したことについて損害賠償を求めた事例 東京地裁 平成24年8月9日判決 事件番号 平成22年(ワ)第14100号、平... 続きを読む»
- 幽門温存膵頭十二指腸切除術及び再建術を実施,吻合部に縫合不全が発生,腹膜炎に罹患して多臓器不全により死亡した事例
- 東京地裁 平成21年3月25日判決 事件番号 平成19年(ワ)第13号 本件は,被告病院において,被告病院医師らが,慢性膵炎を伴う膵頭部癌の患者に対し幽門温存膵頭十二指腸切除術及び再建術を行... 続きを読む»
- 術後にビタミンB1を投与せず、ウェルニッケ脳症が発症して後遺障害が生じたなどと主張、損害賠償を求めた事例
- 術後にビタミンB1を投与しなかったためにウェルニッケ脳症が発症して後遺障害が生じたなどと主張して損害賠償を求めた事例 名古屋地裁 平成28年7月15日判決事件番号 平成25年(ワ)第5593号 ... 続きを読む»
- レーザー角膜内切削形成術(レーシック手術)後に左眼の視力低下が生じたと主張して損害賠償を求めた事例
- レーザー角膜内切削形成術(レーシック手術)後に左眼の視力低下が生じたと主張して損害賠償を求めた事例 東京地裁 平成20年1月30日判決 事件番号 平成17年(ワ)第8193号 本件は,レーザー... 続きを読む»
- 肺血栓塞栓症又は肺動脈性肺高血圧症をどちらかが発症していた妊婦に対し、適切な医療を提供することなく帰宅した結果、死亡したことに因果関係を認め損害賠償を認めた判例
- 千葉地裁 令和2年3月27日判決 平成28年(ワ)第2534号 主 文 1 被告は,原告●1に対し,3153万1563円及びこれに対する... 続きを読む»
- 松果体腫瘍摘出術を受けた患者,術後脳内に血腫が生じ,脳の器質的損傷による後遺障害のため日常生活に全介護を要する状態になった事例
- 松果体腫瘍摘出術を受けた患者,術後脳内に血腫が生じ,脳の器質的損傷による後遺障害のため日常生活に全介護を要する状態になった事例 新潟地裁 平成24年10月1日判決 事件番号 平成22年(ワ)第2... 続きを読む»
- 全大動脈弓置換術及びプルスルー法による下行大動脈置換術を受けた患者に対麻痺が生じた事例
- 全大動脈弓置換術及びプルスルー法による下行大動脈置換術を受けた患者に対麻痺が生じた事例 鹿児島地裁 平成25年6月18日判決 事件番号 平成20年(ワ)第583号 本件は,被告病院において,... 続きを読む»
- PCPSによる治療が可能な医療機関へ転送すべき注意義務を怠り,劇症型心筋炎で死亡した事例
- PCPSによる治療が可能な医療機関へ転送すべき注意義務を怠り,劇症型心筋炎で死亡した事例 長崎地裁 平成26年3月11日判決事件番号 平成23年(ワ)第378号 本件は,被告病院に入院してい... 続きを読む»
- 帝王切開後の肺血栓塞栓症によって後遺障害が残存したのは、血栓遊離の可能性があるので、その可能性を減らす注意義務を負い、その処置を怠った為、損害賠償請求を認めた判例
- 東京高裁 令和元年12月5日判決 事件番号 平成30年(ネ)第1558号 主 文 1 原判決を次のとおり変更する。 2 被控訴人は,控訴人●1に対し,4146万718... 続きを読む»
- 穿刺行為を行った結果、CRPSを発症し、後遺障害を負った件
- 静岡地裁 平成28年3月24日 判決 事件番号 平成25年(ワ)第497号 点滴ルート確保のため穿刺を行った結果、左橈骨神経浅枝損傷と診断され、複合性局所疼痛症候群(CRPS)... 続きを読む»
- 総胆管結石の内科的及び外科的除去術を受けた患者が,結石の除去失敗により急性膵炎を発症し,さらに糖尿病及びうつ病に罹患した事例
- 那覇地裁 平成23年6月21日判決 事件番号 平成18年(ワ)第1358号 本件は,被告病院において総胆管結石の内科的及び外科的除去術を受けた患者が,これらの処置を担当した医... 続きを読む»
- 胃癌摘出手術を受けた際,手術ミスにより十二指腸断端部付近に穿孔が生じ,後に死亡した事例
- 岡山地裁 平成23年7月12日判決 事件番号 平成19年(ワ)第1236号 本件は,被告病院において,胃癌摘出のための手術を受け,その際十二指腸が切離されたところ,担当医師の手術ミスにより十二... 続きを読む»
- 医師だった患者の病変を脳膿瘍の可能性高いと判断し、すぐに抗菌薬投与や穿刺排膿術等の処置を怠った過失があるので損害賠償を認めた
- 鹿児島地裁 令和4年4月20日判決 事件番号 平成28年(ワ)第762号 主 文 1 被告らは、原告に対し、連帯して3億2714万424... 続きを読む»