事例集(最近の裁判例)
- 抗てんかん剤投与の中止後に誤嚥性肺炎を発症、転院させる義務を怠ったため死亡したとした件
- 鹿児島地裁 平成29年5月19日 判決 事件番号 平成27年(ワ)第597号 抗てんかん剤を処方されていた患者に脳梗塞が認められたため、投与が中止されたが、けいれん発作によりベ... 続きを読む»
- 高松高等裁判所判決 令和2年(ネ)第176号
- 【 主 文 1 原判決を次のとおり変更する。 (1)被控訴人は、控訴人■に対し、3302万6397円及びこれに対する平成27年11月3日から支払済みま... 続きを読む»
- 左顔面神経麻痺に対する治療のため星状神経節ブロック(SGB)を受け,その後低酸素脳症による重篤な後遺障害を負うに至った事例
- 東京地裁 平成24年1月26日判決 事件番号 平成19年(ワ)第31594号 本件は,被告病院に左顔面神経麻痺に対する治療を受けるため入院中であった患者が,頸部星状神経節に対す... 続きを読む»
- 看護師らが心拍数モニターのアラームに対応すべき注意義務を怠り,呼吸停止状態に陥って植物状態となり,その後死亡した事例
- 神戸地裁 平成23年9月27日判決 事件番号 平成21年(ワ)第591号 本件は,低酸素脳症の既往がある原告らの子(本件事故時23歳)が被告病院に入院中,呼吸停止状態に陥って植... 続きを読む»
- 大阪地方裁判所判決 平成30年(ワ)第1128号
- 主 文 1 被告は、原告に対し、4405万7671円及びこれに対する平成27年12月11日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告のその余の請... 続きを読む»
- 神戸地方裁判所判決 令和元年(ワ)第1604号
- 主 文 1 被告は、原告に対し、2895万0487円及びこれに対する平成29年5月31日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告のその余... 続きを読む»
- 甲状腺機能障害の患者が、B型肝炎の診療契約が成立していたのに専門医への紹介義務を怠ったとして損害賠償を請求した件
- 京都地裁 平成28年2月17日 判決 事件番号 平成25年(ワ)第3628号 B型肝炎ウイルスキャリアの男性が、甲状腺機能障害と診断され、B型肝炎が悪化した場合は別病院を紹介す... 続きを読む»
- 京都地方裁判所判決 平成29年(ワ)第3815号
- 主 文 1 被告らは,原告に対し,連帯して6222万6960円及びこれに対する平成28年4月18日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原... 続きを読む»
- 名古屋高等裁判所判決 令和5年(ネ)第426号
- 主 文 1 原判決中、被控訴人に関する部分を次のとおり変更する。 (1) 被控訴人は、控訴人Qに対し、3740万9300円及びこれに対す... 続きを読む»
- 進行食道がんの患者の余命に関して十分な説明がなかったと損害賠償を求めた件
- 進行食道がんの患者の余命に関して十分な説明がなかったと損害賠償を求めた件 東京高裁 平成28年10月26日 判決 事件番号 平成28年(ネ)第2664号 胸部中部食道がん(ステ... 続きを読む»
- 手術中のラボナール液の過剰投与によって自閉スペクトラム症や知的能力障害等を発症した主張に対し,一部認容した例
- 横浜地方裁判所判決 事件番号 平成24年(ワ)第73号 主 文 1 被告は,原告Aに対し,840万4400円及びこれに対す... 続きを読む»
- 月経困難症を訴え経口避妊薬の処方を受けていた患者が肺塞栓を発症し,呼吸不全となって死亡した事例
- 仙台地裁 平成29年7月13日判決 事件番号 平成26年(ワ)第468号 本件は,月経痛及び月経前に調子が悪いとの月経困難症を訴え,被告クリニックにおいて低用量経口避妊薬(OC... 続きを読む»
- 大動脈弁閉鎖不全症との診断を受け,2度の手術を含む入院治療を受けていた患者が死亡した事例
- 大動脈弁閉鎖不全症との診断を受け,2度の手術を含む入院治療を受けていた患者が死亡した事例 金沢地裁 平成20年3月31日判決 事件番号 平成12年(ワ)第553号 本件は,被告病院において,... 続きを読む»
- 東京地方裁判所判決 令和4年(ワ)第30281号
- 主 文 1 被告は,原告●に対し,1821万2043円及びこれに対する令和4年6月10日から支払済みまで年3分の割合による金員を支払え。 ... 続きを読む»
- 腰椎ヘルニア摘出手術を受けた際,手術ミスにより馬尾神経を損傷,両下肢不全麻痺・知覚障害,膀胱直腸機能障害の後遺症を負った事例
- 腰椎ヘルニア摘出手術を受けた際,手術ミスにより馬尾神経を損傷,両下肢不全麻痺・知覚障害,膀胱直腸機能障害の後遺症を負った事例 新潟地裁 平成20年2月28日判決 事件番号 平成18年(ワ)第16... 続きを読む»